2017年5月20日土曜日

ラジオで言うハコ番組とは

ラジオのワイド番組、1時間半以上放送する番組の中で一週間に一度放送される短い番組のことをハコ番組と言います。概ね5分から15分ぐらいで評判が良い場合はハコ番組のパーソナリティーを使ってワイド番組を放送するためのテスト番組とも言えます。

また、スポンサーとしてお金を出してくれている企業の名前が入った番組が多いことも特徴です。今ではニッポン放送でこの文化が色濃く残っています。例を挙げると土屋礼央のレオナルド内で放送されている『笑顔のココロエ』等はハコ番組と言っても良い物です。

今ではハコ番組は、姿を消しつつありますが、過去に放送されていたティーン向けの夜のラジオ番組では、アイドルが短い時間のハコ番組を各局とも羅列していました。今後はもっと減っていく可能性があります。

2017年5月13日土曜日

ローカルセールス枠と全国ネット枠


テレビ局には、全国ネットとローカルセールス枠という二枠があります。ローカルセールス枠とはその局が単独で番組を制作して良い放送枠のことを指します。例えば、読売テレビで放送されている『大阪ほんわかテレビ』放送は金曜の19時ですが、日本テレビでは沸騰ワード10が放送されており、読売テレビでは別時間に遅れネットとなりました。

こう言ったように各地域により全く違う番組が放送されており、ローカルセールス枠が無いとキー局以外の放送局は、番組を作る事が出来ない状態になって放送局としてのスキルが落ちてしまいます。

そのためにローカルセールス枠があると言っても良いのかもしれません。これに対し全国ネット枠は主にゴールデンタイムと呼ばれる19時から22時台の時間を差しこの時間帯は全国ネット枠と良い、制作費も潤沢にあるため豪華な出演者を呼ぶことが出来ます。

一部ゴールデンタイムと言ってもローカルセールス枠となっている放送局もあり、全国とは違う番組を放送しているケースもあります。その場合はローカルセールスを優先し全国ネットで放送していた番組を後日放送するケースもあります。

また、改編期によりローカルセールスと全国ネット枠の変動が起こりますので、その枠は確実に全国ネット枠、ローカルセールス枠と言うことは言い切れない部分があります。